社員インタビュー
仕事紹介
大規模な行政施設での勤務は責任を感じる。
行政施設の設備管理に携わっています。設備とひとくちに言っても色々なものがありますが、大きく分けると「電気・機械・熱源」の3つになります。地下地上あわせて15階以上の非常に大きな施設を、仲間と手分けしながら巡回点検し、ボイラーなどの各設備機器の運転状態のチェックを行なっています。日々の点検のほか、年に1度の大規模な定期点検、防災センターに寄せられた問い合わせへの対応に伺うことも多いですね。私たちが担当するこれらの業務は、建物を利用される方に快適な環境を提供するためには欠かせません。 2、3年目になると1人で行う作業や後輩に教える場面が増えました。自分の言動に今まで以上に責任を持つようになり、先輩としての立場の大変さや重要性を実感しています。
入社したきっかけ
就職を機に上京。経済面でも会社がサポート。
出身は岩手県で、工業高校で空調設備やボイラーの管理について学んでいました。在学中に電気工事士やボイラー技士などの資格を取得していたので、学んだことを活かせる仕事がいいな、と思って就職活動をはじめました。ハリマビステムは高校の先輩の就職先で、話を聞いたり自分でも調べていくうちに興味を持ちました。大きな物件で経験とコミュニケーション能力を身に付けられることや、地方出身者へのサポートがしっかりしている点が魅力でしたね。私は独身寮に住んでいるのですが、職場近くに住めるうえ家賃は安価で、経済面でも安心して上京できました。一緒に上京した地元の友達からも羨ましがられます。
仕事のやりがい
先輩の助けやお客様の感謝を糧に、できることが増えていく。
入社してすぐは、「何がわからないのかもわからない」状態でした。高校で工具の使い方や各設備の理論は勉強していたけれど、実際の現場は全然違っていて。仕事中はメモ魔になり、あとから同じ学校出身の先輩に質問しまくってました。今は数値や表示をただ「見る」のではなく、色んな視点で「観る=観察する」ことを意識しています。そのおかげで異常にいち早く気付いて対処でき、お客様から感謝いただけたときは成長と共にやりがいを感じます。 お客様へのヒアリングも大切な仕事です。それまで大人の方と話す機会が少なかったので、最初は言葉遣いにも注意しましたね。先輩の言葉を盗みながら覚えました。想像していたより年齢の近い従業員が多く、頼りやすい環境に助けられました。
今後の目標は
自分の得意分野を見つけ、現場に出続けるリーダーになりたい。
まずは実務経験を積んで、現在は第一種電気工事士の試験に合格しており、免許取得に必要な3年間の実務経験を積んでいます。また、1級ボイラー技士の取得に向けても勉強中です。会社から受験費用の補助があり、取得できれば資格手当で給与も上がりますから。自分自身のスキルアップを図りつつ、現在はリーダー職を担っています。役職を持つと後輩への指示だしや事務処理が多くなるのが一般的ですが、私はできるかぎり現場に出続けたい派です。今の職場以外にも他の大きな現場や、古かったり新しかったり特徴的な現場を見て、もっともっと勉強したい。役職に就いている方々は皆さん自分の担当分野で本当に深い知識と経験を持っています。私ももっと知識を深めて、自分の得意分野を強みにして伸ばしていきたいです。
1日のスケジュール
- 8:30
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今の現場は日勤と宿直の2勤務体制。スタートはどちらも8:30から。 朝礼ではその日に担当する業務が割り振られていく。午前中は巡回点検がメインで、1名あるいは複数名で30カ所以上のポイントを巡り、異常の有無を確認する。
- 11:30
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休憩時間。昼の食事はさっと済ませて、休憩室で仮眠。巡回点検でかなりの距離を歩くうえ、身体が資本の仕事なので、しっかりオンオフを切り替えるのが大事。
- 12:30
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午後は定期点検がメイン。責任者の指示を仰ぎ、午前の点検で発見された異常の緊急対応の他、利用者の方からのお困りの連絡に優先順位をつけて対応する。
- 16:00
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事務所に戻って報告業務を行なったり、お客様からの電話応対をしたり、デスクワークを中心に行う。宿直担当の方への引継ぎも行う。
- 17:30
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日勤の場合は、退勤。帰宅後はYoutubeを見るなど、部屋でくつろいで過ごす。
- 翌朝8:30
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宿直の場合は、翌8:30までの勤務。日勤・宿直勤務・明け休み・休日…といったサイクルでシフトが組まれることが多い。宿直勤務は最初のうち眠気との勝負だったが、2ヶ月ほどで慣れ、今は宿直明けの休みと休日で休みが長く感じるのでかえって得した気分。 休日は渋谷などへ好きな洋服を買い物に行っている。